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カフェレーサーから学ぶデザイン思想

僕がお客様のヘアデザインを考える上で、重要視していることがあります。それは、“無駄をなくすこと”です。もちろん、お客様のご要望もありますのでそれを最大限汲み取った上で、そこに発生する無駄な部分を徹底的に排除することに注力してます。

そのデザイン思考が、オートバイの改造思想でもある【カフェレーサー】と共通する部分が多くあります。その【カフェレーサー】というものが、どういったものなのか?

カフェレーサー


カフェレーサー(Cafe Racer)とはオートバイの改造思想、手法の一つである。イギリスロッカーズ達が行きつけのカフェで、自分のオートバイを自慢し、公道でレースをするために「速く、カッコ良く」との趣旨で改造したことに端を発するとされる。

由来は、1960年代ロンドンカフェで唯一24時間営業だったエースカフェにはロッカーズと呼ばれる改造したオートバイに乗る若者達が毎夜のように集まっていた。ロッカーズの間では店のジュークボックスにコインを入れて曲が始まると同時にスタートし、曲が終わるまでにカフェに戻ってくるという公道レースが流行していた。当初はレースに熱中するロッカーズらをカフェレーサーと呼んでいたが、次第に彼らのオートバイの改造スタイルを指すようになった。

その改造スタイルの特徴が、誰よりも速く走るためロードレーサーと同じライディングポジションは前屈姿勢となり、空気抵抗を少なくする攻撃的フォルム。車体を軽量化するために必要最小限のパーツで構成することで生まれたシンプルで美しいスタイル。– Wikipediaより一部抜粋 –

シンプルなデザインは美しい

これを行ったことにより得たものが、必要最小限で構成されるデザインのシンプルさとその美しさ。つまり、ごちゃごちゃしたものと比べてシンプルなデザインは美しく見えるということ。複雑なデザインを好む人もいるが、それはシンプルなデザインがあってこそ、その次で発生するデザイン。複雑なデザインのベースとなりその裏で支えているのは、シンプルなデザイン。シンプルなデザインはいつの時代にも通用します。

そして、シンプルなデザインは時代を経てさらに無駄を削ぎ落とされて、そのシンプルさの純度がどんどん増していく。新たな技術の開発や登場により、そのデザインはさらに研ぎ澄まされ、より完全なものに近づいていく…、

これこそが、無駄を省いていった先に見えるシンプルなデザインの真骨頂だと思います。ヘアデザインを考える上でも、こういったことを念頭に置いて追求していきたいです。

この記事を書いた人

県内有名サロンで店長を務めリステートに参加。髪質やクセを見極める能力に長けており『悩み改善』をテーマに様々な顧客の悩みを解決。また30代頃から気になる白髪をいかに『明るく』『オシャレ』『キレイ』に染めることを研究し独自理論で実現。顧客からの信頼が高くお任せオーダーも多い。

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