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非正規のルートで出回るサロン専売品

先日、いつも通って頂いているお客様から、突然こんなことを言われました。

「この前、ここで買ってきたトリートメント、ネットで安く売ってたんだけど…」実際、大手ネットショップのア◯ゾンや楽◯市場などで調べてみるとすぐに表示されます。

しかも、配送料は無料、まとめて買うとさらにお得。その他の小売店、東◯ハンズやドン・キ◯ーテに行くと、ズラッと並べられている『サロン専売品』の山たち。


サロン専売品になっていない

我々、美容師はお客様に対して、「あなたの髪質にはこのトリートメントが必要なので、家でお手入れする時はこちらを使って下さいね」と、お客様一人ひとりの髪質に合ったヘアケア剤を処方し、それを買って頂く。それがまさかのネットやドラッグストアで、安値で販売されているという現実。


なぜ、こんなことが起きるのか?

通常の正規ルート

転売 サロン専売品 美容室商品

【メーカー】→【ディーラー】→【サロン】といった流れで商品が届きます。しかし、問題の流通ルートは、以下のような流れが予想されます。

問題の流通ルート

転売 サロン専売品 美容室商品

メーカーと小売店との間で、何らかの機関を経て小売店に届いているのだと思われます。これでは、『サロン専売品』ではありません。ちなみに『せん-ばい【専売】その人だけが独占的に販売すること』という意味です。

プロから見て「あなたの髪質にはこれが必要です」と診断し、お客様にはプロの判断で選択したものを使って頂くというのが正しい流れ。

例えば、風邪をひいた時に病院へ行き、そこで貰うかぜ薬ってドラッグストアでは売ってませんよね?医者が処方できる薬は、医者にしか処方できないんです。髪の毛のプロである美容師も同様のことが言えます。


なぜ、このようなことが起きているのか?

こういったことは、大方どこから漏れているかは予想はつきます。大体、この3パターンのルートのどれかに問題があります。

転売 サロン専売品 美容室商品

このルートか、

転売 サロン専売品 美容室商品

このルートか、

転売 サロン専売品 美容室商品

このルートのどれかです。

どこかを取り締まれば、またどこかが始める、完全にイタチごっこ状態です。どうにも防ぐことの出来ない現状。


なくならないイタチごっこ

「流れないように、そことは関係を断ちます」よくメーカーやディーラーからは、このように言われます。しかし、この問題はネットショッピングが流行りだしてきた頃から懸念されている問題で、個人的にはある程度予想はしていました。

不正流通が発覚する度、「そことの契約は切ります!」と言っては、なんだかんだこういったことが阻止し切れていない現状。これは一概に、メーカーやディーラー、サロンが悪いと言うのではなく、もはや防ぎ切れない問題なんです。

悪い人がいる限り、どんなに厳しいセキュリティを設けてても、なんやかんやネットに出回っちゃうんです。だから近年では、自社製品といったオリジナルブランドを立ち上げる会社が増えてきているんです。


サロンでよくある事例

最近よくあるのが、以下のようなやり取りです。

お客様:「迷うけど、一回考えます」

と言い、次回ご来店された時に

美容師:「そういえば、前回のお話した商品どうですか?」

という呼びかけに対し、

お客様:「あぁ!あれ、この前ネットで買っちゃいました!」

「やめてください」と言っても、サービスが強大すぎるのでもはや制止はしません。なので、逆に自分にもメリットがあるように、あえてネットで購入できるサイトを作ってみました。→https://good-product.info

参考になると思いますので、よろしければご覧ください。