日本の美容業界は衰退の一途を辿る、、、

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美容業界に限らず、全ての業界でこれが起きそうな気がします。

ブラック企業

どの会社や企業でも、非常に敏感になっているのが『就業規則』だと思います。

雇用されている人就活をしている人にとっては最も関心のあることではないでしょうか。

労働基準法という国が定めた労働に対する規則に法り、その中で働くという非常にシンプルなことですが、ここ最近はその労働基準法で定められた就業規則を守れていない会社がチラホラあるということが問題になっていると思います。

単純にそういった会社のことは【ブラック企業】と呼ばれます。

労働時間に対しての休憩や休日がなかったり、それに見合った給料や残業代がなかったりと色々と問題点が挙げられています。

美容業界の現在

労働基準法というモノサシで測ると、美容業界はブラックに入る会社がほとんどでした。

ひと昔の美容師のイメージは、朝は早くから練習、営業中はご飯を食べる時間もろくにない、さらには夜は遅くまで残って練習し、休みの日も講習に行っては勉強するといった感じで、かなり大変そうなイメージではないでしょうか?

しかし、近年の美容業界では時代の流れによりホワイト化の仕組みを作ろうという会社多くなってきています。

朝は通常出勤、夜は残らない、休みは週休2日制、給料もそれに見合った額の支給、といった感じで、今までの美容業界のイメージを払拭する流れになってきています。

出来るんなら、最初っからやればいいじゃん

ここからがポイントです!

最初っから出来てたら、そんな苦労は要りません。

よくよく考えて欲しいのですが、、、

練習(鍛錬)をしなくてどうやって上手くなるんですか?

ということです。

マンパワー?勢い??、、、そんな小手先のことでは、いつかボロが出てお客様に迷惑を掛けることになります。

技術や知識といったものは、やらなければ上手くもならなければ詳しくもなりません。

予想される未来の美容業界

会社や企業はこういったご時世なので『ブラック企業』と言われたくありません。当然、ホワイト化を目指します。

すると練習(鍛錬)をする量が減り、以前よりも経験値の低い美容師が揃うことになります。

例えば、技術はそこそこできるけど応用が利かず、テンプレートのような仕事しか出来ない美容師。


こういった美容師が増えることで、起きてくる問題が“お客様満足度の低下”。

そりゃそうですよ、所謂、以前のバリバリのブラックの中でやってきた粒揃いの美容師の技術力と営業力に勝てワケがないんです!

そんな普通にお店来て帰っているようでは、この人たちのレベルになるまで何年掛かるんだよ!って話なんです。

べつに普通に来て帰るのが悪いワケではないのですが、当時のバリバリに修行を積んできた美容師が今日の美容業界のレベルの水準を保っているのであれば、このまま今の若手美容師を放っておけば確実にそのレベルは衰退するのが目に見えます。

予想される次なる展開

高いレベルを持った美容師を求められるが、一人が掛け持てる担当数には限界があります。

しかも、そういった世代の美容師も経営者や管理者となり、経営や管理に時間を割くようになり予約に制限を設けるようになります。

そうなると、お客様は予約を断れるようになり、高いレベルの美容師を追い求めお店を転々と渡り歩くという所謂【美容院ジプシー】の増加が懸念されます。

お客様側も知らず知らずのうちに自分の美意識レベルが上がっていて、それよりも低いレベルのところでは満足いかないところまで実は意識が来てしまっているのです。

そうなると、この問題を解決するために残された選択肢は3つ。

① 高いレベルの美容師が全てを請け負う

② 料金を上げるなりし、お客様側に負担をして貰う

③ 若手が頑張り、先代と同じレベルまで上がる

どの選択肢を取るかはその人次第になりますが、個人的な意見としては③を選んでくれるような環境創りを目指していきたいです。

職人業

職人業というのは、自らが身につけた熟練した技術や専門知識によってものを作りだす職業です。所謂、その分野のプロです。

みなさんの職人やプロに対するイメージはどんなものでしょうか。

やはり、日々の鍛錬や勉強によって日進月歩で上達していくものではないでしょうか。

残業と鍛錬は違う

若手にしてみると「練習や夜遅く残るのは残業だ」と主張し「早く帰りたいです」と口を揃えて言います。

確かに、労働時間が長いのは基本的には良くないことです。短いことに越したことはありません。だが、短くするのであれば、生産性を上げなければなりません。

生産性を上げるのであれば、それに見合った技術や知識がないと高額な金額を頂くことは出来ません。

そうなると結局のところ、必然的に鍛錬が必要になってくるのです。

鍛錬を少しでも早く多くこなして一足早くプロに近づくのか、それとも鍛錬を怠り低いレベルのままプロになり切れずいくのかは、いち個人の判断次第だと思います。

ただそこに、一つ判断基準を設けるのであれば、どちらの方がお客様に喜んで貰えるのか?だと思います。

僕個人としては、常に学ぶ姿勢は忘れたくはありません。

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