鍛錬をしない美容師が増えている

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ここ最近感じるのが、『練習や勉強をしない若手が増えてきている』ということ。

美容師というのは、練習して身に付けた技術や勉強して学んだ知識を駆使してお客様の容姿を綺麗にして差し上げる仕事。

それなのに、練習もしない、勉強もしない美容師が増えてきているのを沸々と感じます。

かつての美容師は、朝は早く来て練習、夜は営業が終わったら練習、休みの日は講習に行って勉強といったように、常に学びの姿勢であった。

しかし、ここ最近はそういった風土が良くも悪くも失くなりつつある。

良い面としては、プライベートの時間が増えるため個の自由度も増え、プライベートが充実しやすくなるということが挙げられる

逆に悪い面としては、技術力の低下や知識量の不足といった美容師としては致命的な問題も浮き彫りになってきている。

現代が創り出した大きな問題

ニュースでも時々、取り上げられる労働問題。

特に過度な就業時間だったり、残業代が未払いといった関連の問題をよく耳にします。

・労働時間は8時間

・適正な残業代を支払う

そういった世間の煽りも受け、美容業界にも遂に就業規則に対してメスが入ってきています。

そして、遂にこんなことを言い出す者も現れました、、、

練習って、残業に入りますか?

結論から言うと、残業にはなりません。

もちろん、夜もどんだけ残っていても残業代は出ません。

決してこの子たちも悪気があって言ってるつもりではないと思いますが、きっと表面的にしか美容師の仕事のことを教わってきていないのだと思います。

はじめに言っておきますが、美容師という仕事はそもそも練習や勉強といった努力が出来ないなら向いていない職業だと思います。

正直な話、手先が器用じゃなくてもセンスが無くても美容師の仕事は務まります。

なぜなら、努力をすればそういった面はほぼカバーが出来るので。

しかし、努力が出来ないとなるとそういった面のカバーが出来なくなるので、必然的にレベルは下がります。

そうなると、その美容師全体としてもレベルが下がり、価値の低下にも繋がります。

「練習しろよ」と軽々しく言えない時代

それこそ、以前だったらバンバン飛び交っていた言葉です。

どうやら、これを言ってしまうとパワハラだったり残業の強要に値するようで訴えられる可能性があるそうです。

ただ、自らの技術不足や知識不足を感じて、自主的に時間やお金を投資したりするのはOKみたいです。

僕の場合、今の立場にもなると上司から「練習しろよ」というのは、完全に言われなくなります。

でも、まだまだ自分は未熟だと自負しておりますので、自分に足りないと思う技術や知識は今でも学びに行く姿勢です。

しかし、僕よりも若手で結果が出ていない人は、一体どういうスタンスなのか知りたいです。

もしも己の怠惰で努力をしないのであれば、美容師としては確実に衰退します。

そんなスタンスの若手がどんどん増えてきたら、今まで創り上げてきた日本の技術力はどんどん低下すると思います。

ジャパンクオリティー

日本の技術力というものは、ご存知の通り世界的に見てもかなり高評価です。

例えば、製品関係なんかは物凄くレベルが高く諸外国では「MADE IN JAPAN」には高い価値を保っています。

実は美容院のレベルも、日本は諸外国と比べると上位1、2を争うくらい高いレベルだと言われています。

デザインはもちろん、サービスや料金なども評価に繋がっています。

しかし、先ほど述べたようなことがこの先ずっと続くと、きっとこのジャパンクオリティーの価値が徐々に下がっていくのではないか?と僕は懸念しております。

諸外国には到底マネ出来ない、日本人の国民性だからこそ出来るコツコツ積み上げて身に付く技術を捨ててはいけない!

アラブのような国は、もともと石油という最強の資源がありお金は腐る程あります。

そういったお金持ちは、お金を使って相手の技術を買うんです。

だが、我々のようなもともと資源の少ない国は、資源で商売することは出来ません。

技術で商売をするんです!!

物はお金ですぐに買えます。

しかし、技術というのはコツコツと鍛錬をして積み上げていくしか身に付かないんです。

だからこそ、鍛錬した技術を使って製品を作ったり、サービスを施したりすることで食べていくのです。

就業時間がどーのとか残業代がこーのとか言う前に、生産性を上げることを考えて欲しいものです。

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