電王戦を観て感じたこと

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先日、たまたまEテレ(NHK)を観ていたら、電王戦の特集がやっていました。

「電王戦って何?」と思った方のために↓ ↓ ↓

電王戦 ポナンザ 山崎棋士 将棋

正式名称は“将棋電王戦”と言い、大手インターネット会社ドワンゴが主催する、プロ棋士とコンピューター将棋ソフトウェアと非公式棋戦である。映像メディアが主催する棋戦としてニコニコ生放送による中継と、対局者やソフトウェア開発者などをフィーチャーした事前PVが特徴。

僕がたまたま観たのは、この山崎プロ棋士とDENSOのポナンザの棋戦でした。

棋戦の様子はコチラ↓ ↓ ↓ ↓

電王戦 ポナンザ 山崎棋士 将棋

今現在、このコンピューターの進化が著しく、海外では将棋とよく似たボードゲーム“チェス”がありますが、このチェスに関しては人間はもうコンピューターには勝つことが出来ないそうです。

しかし、日本のこの将棋に関しては、まだコンピューターが人間に勝ち切れていないのです。

それはなぜかと言うと、チェスは相手の駒を獲ったらその駒がボード上から無くなるだけですが、将棋に関しては相手の駒を獲ったら、その駒を自分の駒としてまた使う事が出来るので、パターンがより複雑化し最適な戦術がコンピューターが解析し切れていないので、まだ人間には勝機があるからです。

実際に、プロの棋士が勝っている棋戦もあります。

そこで、今回の山崎プロ棋士とポナンザの棋戦を観ていて、僕の中で思った事があります。

山崎プロ棋士は勝てていた

一言で言うと、凄い棋戦でした。

しかし、この棋戦山崎プロ棋士は勝つ事ができていたように思います。

では、なぜ負けてしまったのか?

素人の僕から見て、戦術や技術的なことは全くなのでそこに触れることは恐れ多いので何とも言えませんが、人間の心理的な事で一つ言える事があります。

それは、弟子からの奇策兼、助言を採用しなかったというプロとしてのプライドが邪魔をしたのでは?と思いました。

電王戦 ポナンザ 山崎棋士 将棋

正直、数々のプロ棋士を倒してきたコンピューターはめちゃくちゃ強いです。

でも、そんなコンピューターにも戦術の組み立て方にクセがようです。

コンピューターの戦術の組み立て方は↓の図のように解析して、戦術のパターンを組んでいくそうです。

スクリーンショット 2016-07-18 11.38.31

1手打った事により、次に打つ有効的なパターンの候補がいくつか出てきて、それぞれのパターンに評価点が付くそうです。

そして、その評価点に対して、

スクリーンショット 2016-07-18 11.42.32

上記のように、評価点の高いパターンをコンピューターは選ぶクセがあるそうです。

僕としては、それだけでも「コンピューターって、すげーなぁ、、、」って感心していたのですが、山崎プロ棋士のお弟子さんはそこを逆手に取った作戦を師匠に提案をします。

作戦内容としては、人間相手には絶対にしないような初心者がやる戦術です。

コンピューターが予想している高い評価点のパターンではなく、毎回少し違ったパターンの一手をされてくるので、計算に誤算が出てしまいコンピューターがミスを犯すそうです。

まさに、コンピューターにだから通用する戦術なのです。

この戦術で臨めば、勝機があります。

しかし、山崎プロ棋士は土壇場でこの戦術を実行しませんでした。

インタビューの時にその理由をこう答えていました、、、

「自分の将棋で勝ちたかったから」

所謂、人間のプライドというものだと思います。

プロとしての意地が垣間見えた瞬間とも見受けられました。

山崎プロ棋士も相当強い棋士です。

数々の名だたる公式戦で優勝をしている凄腕の持ち主で、独自の戦術を持っていたりします。

ただ、勝ち負けに拘るとしたら、時にプライドを捨てる必要があったのかも知れません。

美容師もプライドの一つや二つは必ずあると思います。

そんなプライドを守りつつも捨てつつ、お客様とWIN×WINの関係が築けると良いと、今回の電王戦を通して、改めてそう思いました。

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